白帳ハン国(読み)ハクチョウハンコク

デジタル大辞泉 「白帳ハン国」の意味・読み・例文・類語

はくちょう‐ハンこく〔ハクチヤウ‐〕【白帳ハン国】

キプチャクハン国を構成した王国の一。バトゥの兄オルダの所領で、東方領のカザフスタンを支配した。16世紀初めに滅亡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

山川 世界史小辞典 改訂新版 「白帳ハン国」の解説

白帳ハン国(はくちょうハンこく)
Aq Ordu

キプチャク・ハン国分国バトゥの兄オルダの領地で,アラル海の北,イルティシュ川の西にあった。14世紀末からはこの一族がキプチャク・ハン国の王座につくようになった。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android