白帳ハン国(読み)ハクチョウハンコク

デジタル大辞泉 「白帳ハン国」の意味・読み・例文・類語

はくちょう‐ハンこく〔ハクチヤウ‐〕【白帳ハン国】

キプチャクハン国を構成した王国の一。バトゥの兄オルダの所領で、東方領のカザフスタンを支配した。16世紀初めに滅亡

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「白帳ハン国」の解説

白帳ハン国(はくちょうハンこく)
Aq Ordu

キプチャク・ハン国分国バトゥの兄オルダの領地で,アラル海の北,イルティシュ川の西にあった。14世紀末からはこの一族がキプチャク・ハン国の王座につくようになった。

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