白潟浦(読み)しらかたうら

日本歴史地名大系 「白潟浦」の解説

白潟浦
しらかたうら

[現在地名]長門市仙崎せんざきの一部

仙崎湾・深川ふかわ湾に突き出た半島のうち東南の海岸部で、仙崎湾最奥西側に面する。前大津宰判に所属する。

古くから瀬戸崎せとざき浦の一部とされたが、享保年間(一七一六―三六)の「地下上申」で初めて独立して高付され、総石高五八六石余、うち海上石が七一石、家数一五一、人口六八二人とあるが、再び安永年間(一七七二―八一)瀬戸崎浦に入れられた。しかし「注進案」では便宜的に一村独立して注進されており、それによると総田畠数六二町余で石高六三三石余。そのすべてが蔵入地であった。ただし村内に八石余の児玉家による知行地があったが、これは三隅みすみ(現大津郡三隅町)の管理下にあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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