精選版 日本国語大辞典 「白玉椿」の意味・読み・例文・類語 しらたま‐つばき【白玉椿】 〘名〙 ツバキの園芸品種。花は中輪の白色で、筒状の一重咲。おしべは黄色。極早咲種で九月から咲く。観賞用に庭園などに栽培され、また、切り花にも用いられる。しらたま。※催馬楽(7C後‐8C)高砂「高砂の さいささごの 高砂の 尾上に立てる 之良多末(シラタマ) 太万川波木(タマツハき) 玉柳」[補注]催馬楽の例「しらたまたまつばき」は、拍子の関係で、「しらたまつばき」の「たま」を反復したものである。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報