ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「白磁青花」の意味・わかりやすい解説 白磁青花はくじせいかbai-ci qing-hua 中国,元・明代以降,白磁の上にコバルトで模様や絵を描き,その上に透明釉をかけた陶磁器をいう。青花とは染付をさす。元代になると喫茶の風が変ったので,絵画的美しさをもつこの種の陶磁器が一層好まれるようになった。 14世紀の前半には小さな器に簡単な模様を描いたが,中頃からは大皿や梅瓶,壺などに鋭い線で大胆に筆を走らせたものが多くなった。また元曲を題材として繊細巧緻な図柄を描いたものもある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by