白竜魚服(読み)ハクリョウギョフク

デジタル大辞泉 「白竜魚服」の意味・読み・例文・類語

はくりょう‐ぎょふく【白竜魚服】

白竜が普通の魚の姿に化けて泳いでいたところ漁師に射られたという伝説を引いて、呉王が忍び歩きしようとしたのを伍子胥ごししょが諫めたとした、「説苑正諫故事から》貴人がお忍びで外出して災難にあうことのたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「白竜魚服」の意味・読み・例文・類語

はくりょう‐ぎょふく【白龍魚服】

  1. 〘 名詞 〙 ( 霊力ある白龍が、あたりまえの魚に化していて、予且という漁師に射られたという伝説。中国戦国時代に呉王が微行しようとしたのを、伍子胥が諫めてその危険のたとえとした「説苑‐正諫」の故事による ) 高貴な人が微行して災難にあうことのたとえ。〔文明本節用集(室町中)〕 〔張衡‐東京賦〕

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