日本歴史地名大系 「白竹町」の解説 白竹町しらたけちよう 京都市:上京区仁和学区白竹町上京区仁和寺街道七本松東入南側東西に通る仁和寺(にんなじ)街道南側の町。平安京大内裏「大蔵省」の跡地(「拾芥抄」宮城指図)。「坊目誌」によれば、聚楽第(じゆらくだい)の盛時はこの地に厩舎が置かれたが、廃絶後畑地となり、伏見家の領地となった。宝永五年(一七〇八)三月の大火で烏丸(からすま)通一帯が類焼した際、ここに罹災者のために御救い小屋が設けられ、以来、人家が集住し、明治四年(一八七一)一二月、白竹町となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by