白飛白(読み)シロガスリ

デジタル大辞泉 「白飛白」の意味・読み・例文・類語

しろ‐がすり【白飛白/白×絣】

白地に藍や黒でかすり模様を表した織物 夏》「妻なしに似て四十なる―/秀野」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「白飛白」の意味・読み・例文・類語

しろ‐がすり【白絣・白飛白】

  1. 〘 名詞 〙 白地に紺、藍、黒または茶のかすりのある模様。また、その織物。《 季語・夏 》 〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕
    1. [初出の実例]「此寒空に薄よごれた白がすり一枚で身を縮め」(出典:暗夜行路(1921‐37)〈志賀直哉〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android