白老繁縷(読み)しらおいはこべ

精選版 日本国語大辞典 「白老繁縷」の意味・読み・例文・類語

しらおい‐はこべ【白老繁縷】

  1. 〘 名詞 〙 ナデシコ科多年草千島サハリンカムチャツカに分布し、日本では本州中・北部深山や北海道に生える。高さ一五~四〇センチメートル。茎は細長く、節に軟毛がある。葉は対生し、長楕円状披針形で先が長くとがり、基部は円形。六~七月ごろ、茎の上部で数回枝を分かち、その先に白い小花を開く。蒴果(さくか)は長楕円形。えぞふすま。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android