白色腐朽菌(読み)ハクショクフキュウキン

デジタル大辞泉 「白色腐朽菌」の意味・読み・例文・類語

はくしょく‐ふきゅうきん〔‐フキウキン〕【白色腐朽菌】

木材腐朽菌一種木材に含まれるリグニンを選択的に分解する能力をもつ。特殊な酵素により、リグニンを低分子化する。名称は木材の褐色成分であるリグニンを分解し、白く変色することに由来する。シイタケマイタケナメコなどの食用きのこを含む担子菌類が知られる。→褐色腐朽菌軟腐朽菌

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android