白部村(読み)しらべむら

日本歴史地名大系 「白部村」の解説

白部村
しらべむら

[現在地名]近江八幡市白王町しらおうちよう

王之浜おうのはま村の北にあり、東は大中だいなかの湖に面し、北は琵琶湖おく島のうち。地名は石灰岩が露出することにちなむという。寛永一〇年(一六三三)彦根藩領となり、以後領主の変遷は王之浜村に同じ。同年には高一六石余(井伊文書)正保郷帳によれば村高一六石余のほかに高三九石余がみえる。これは元禄郷帳で白部村出作、高一一七石余と記される大中の湖干拓地で、元禄一一年(一六九八)より宮川藩領となり、同藩領で幕末に至った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む