百代草・百夜草(読み)ももよぐさ

精選版 日本国語大辞典 「百代草・百夜草」の意味・読み・例文・類語

ももよ‐ぐさ【百代草・百夜草】

[1] 植物の名。未詳。菊、露草昔艾(むかしよもぎ)異名など、諸説ある。《季・秋》
万葉(8C後)二〇・四三二六「父母が殿のしりへの母々余具佐(モモヨグサ)百代いでませわが来たるまで」
[2] (百夜草) 長唄上巻「菊の由来」は半井桃水、下巻「神田祭」は幸堂得知作詞。四世吉住小三郎・三世杵屋六四郎作曲。明治四四年(一九一一長唄研精会第一〇〇回記念曲として発表。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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