百喩経(読み)ひゃくゆきょう(その他表記)Bǎi yù jīng

改訂新版 世界大百科事典 「百喩経」の意味・わかりやすい解説

百喩経 (ひゃくゆきょう)
Bǎi yù jīng

中国に伝わる,百編(実は98編)の比喩譚つまり寓話を集録した古代インドの仏典。正しくは《百句譬喩経》。原典は伝わらず,中国で5世紀末に南斉の求那毘地(くなびち)によって漢訳されたのが,《大蔵経》に収められている。4巻または2巻。〈愚人が塩を食べる喩〉をはじめとする各編は,まず寓話を述べ,次にその寓話が示す仏教訓話で締めくくっている。本経は,魯迅南京の金陵刻経処に寄付して出版させたことでも知られる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 礪波

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む