本経(読み)ホンギョウ

デジタル大辞泉 「本経」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【本経】

根拠となるべき経文
「―の確かなるにつきて、この真言陀羅尼しんごんだらにをば申しつるなり」〈徒然・二二二〉

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精選版 日本国語大辞典 「本経」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ぎょう‥ギャウ【本経】

  1. 〘 名詞 〙 根拠となる経文(きょうもん)基本となる経典
    1. [初出の実例]「信俊、雖本経、平文不末文、因之不義理」(出典台記‐天養二年(1145)九月二四日)
    2. [その他の文献]〔孔安国‐古文尚書序〕

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普及版 字通 「本経」の読み・字形・画数・意味

【本経】ほんけい

本来の経。漢・孔安国〔尚書の序〕濟南の伏生、年九十をぎ、其の本經を失ひ、口づから傳受す。裁(わず)かに二十餘なり。

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