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百喩経 ひゃくゆきょうBǎi yù jīng

世界大百科事典 第2版の解説

ひゃくゆきょう【百喩経 Bǎi yù jīng】

中国に伝わる,百編(実は98編)の比喩譚つまり寓話を集録した古代インドの仏典。正しくは《百句譬喩経》。原典は伝わらず,中国で5世紀末に南斉の求那毘地(くなびち)によって漢訳されたのが,《大蔵経》に収められている。4巻または2巻。〈愚人が塩を食べる喩〉をはじめとする各編は,まず寓話を述べ,次にその寓話が示す仏教訓話で締めくくっている。本経は,魯迅が南京の金陵刻経処に寄付して出版させたことでも知られる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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