百垣内村(読み)ももがいとむら

日本歴史地名大系 「百垣内村」の解説

百垣内村
ももがいとむら

[現在地名]下津町百垣内

加茂かも川左岸にあり、南西大窪おおくぼ村との境をなす横畑よこはた山の北斜面に位置する。「続風土記」は「村居山の半腹にあり、谷の奥なれは平地なく家毎に地を平し石垣を作りて家居を構へたり、因りて百垣内の名起れり」と記す。

慶長六年(一六〇一)の百垣内村検地帳(「下津町史」所収)によれば田高は六町三反一畝二三歩で九七・三八五石、畑高は七町六反六畝二一歩で大豆にして六〇・七三六石とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android