…当時,クバは瀬戸内海の島や九州方面からもたらされたようである。天皇の即位式の前にみそぎ祓(はらい)のためにこもる〈百子帳(ひやくしちよう)〉という仮屋や笠にもビロウが使われ,また修験者が峰入りの際に蛇や災厄よけとしてもつ〈簠簋扇(ほきせん)〉も,その原型は文字どおり〈蒲葵扇(ほきせん)〉だったのでないかと考えられている。ビロウは古くは本土でも神聖な祭具などに使われていたのである。…
※「百子帳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...