明治期の啓蒙(けいもう)思想家西周(にしあまね)の主著の一つ。1870年(明治3)から自宅育英舎において講義されたもので、自筆ノート『百学連環覚書』と、永見裕の講義筆録『百学連環』よりなる。いずれも大久保利謙編『西周全集』第四巻に収められている。「百学連環」の語はEncyclopediaの訳語であり、ここで西は、西洋の知識を基礎として、独自の学問組織論を展開している。まず、学問を「普通学」Common Scienceと「殊別学」Particular Scienceに大別し、さらに後者を「心理上学」Intellectual Scienceと「物理上学」Physical Scienceに分類している。『百一新論』は、この『百学連環』の序論として読まれるべきものである。
[渡辺和靖]
『大久保利謙編『西周全集 第四巻』(1966・宗高書房)』
桜が咲くころの、一時的な冷え込み。《季 春》「―や剝落しるき襖ふすまの絵/秋桜子」[類語]余寒・春寒・梅雨寒・寒い・肌寒い・薄ら寒い・寒寒・深深・凜凜・冷え込む・うそ寒い・寒さ・寒気・寒波・厳寒・酷寒...