百年の不作(読み)ヒャクネンノフサク

精選版 日本国語大辞典 「百年の不作」の意味・読み・例文・類語

ひゃくねん【百年】 の 不作(ふさく)

  1. 一生の失敗。取り返しのつかないほどの失敗。
    1. [初出の実例]「定めし山口は百年(ヒャクネン)不作(フサク)だとでも評して、妻たる者の風上へも置かれぬ女と」(出典:この子(1896)〈樋口一葉〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android