百済倭麻呂(読み)くだらの やまとまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「百済倭麻呂」の解説

百済倭麻呂 くだらの-やまとまろ

?-? 奈良時代の漢詩人。
百済(朝鮮)から渡来した氏族子孫。但馬守(たじまのかみ)。詩文をもって知られ,「懐風藻」に神亀(じんき)(724-729)のころ長屋王(ながやおう)の詩宴でよんだ五言詩3首,「経国集」に官吏登用試験で提出した作文2編をのこす。名は和麻呂ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android