日本大百科全書(ニッポニカ) 「百貫石」の意味・わかりやすい解説 百貫石ひゃっかんせき 熊本市西区、坪井川河口にある地区のかつての呼称。加藤清正の熊本城築城(1607)後、熊本城下の外港として栄え、廻船(かいせん)問屋も建ち並び、人の出入りも激しかったが、1899年(明治32)三角(みすみ)線の開通を契機にその港湾機能は三角港(宇城(うき)市)に奪われた。現在は百貫港と称している。[山口守人] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by