百貫石(読み)ひゃっかんせき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「百貫石」の意味・わかりやすい解説

百貫石
ひゃっかんせき

熊本市西区、坪井川河口にある地区のかつての呼称加藤清正の熊本城築城(1607)後、熊本城下外港として栄え、廻船(かいせん)問屋も建ち並び、人の出入りも激しかったが、1899年(明治32)三角(みすみ)線の開通契機にその港湾機能は三角港宇城(うき)市)に奪われた。現在は百貫港と称している。

[山口守人]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む