外港(読み)ガイコウ

精選版 日本国語大辞典 「外港」の意味・読み・例文・類語

がい‐こうグヮイカウ【外港】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 港の一部で防波堤の外側の部分船舶が仮泊したり沖荷役を行なう海域。⇔内港。〔新しき用語の泉(1921)〕
  3. ある都市に近接してその門戸役割を果たす港。
    1. [初出の実例]「ロスアンゼルスへの外港、サンピイドロの海は」(出典:オリンポスの果実(1940)〈田中英光〉一四)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「外港」の意味・わかりやすい解説

外港
がいこう

(1) outer harbor 主要港の機能の一部を分担する港湾,または後背の大都市の港湾の役割を果すものをいう。仙台における塩釜,港湾整備以前の東京における横浜などがその例にあたる。 (2) outer port 港内閘門によって2分したとき,外海に直接つながる港域を外港,閘門の内側にあって,潮汐影響を直接こうむらない港域を内港と呼ぶ。

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百科事典マイペディア 「外港」の意味・わかりやすい解説

外港【がいこう】

ある都市に近接して旅客貨物の出入口になる港をその都市の外港という。ハノイに対するハイフォンなど。また防波堤で保護され桟橋,岸壁などを設けた内港に対し,その外側の港域を外港と呼び,都市発展に伴う工業港の新設などの例が多い。
→関連項目神戸港

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