百里原(読み)ひゃくりがはら

改訂新版 世界大百科事典 「百里原」の意味・わかりやすい解説

百里原 (ひゃくりがはら)

茨城県東部,小美玉市の旧小川町にある平原。霞ヶ浦高浜入(たかはまいり)に臨み,常陸台地東部を占める。畑地平地林がいりまじる平たんな地形で,1937年原の中央部に海軍航空隊の基地が設置され,飛行場建設された。第2次大戦後開拓地となったが,56年防衛庁による航空自衛隊百里基地の建設が始まり,設置の賛否をめぐる紛争町政を二分,係争状態にあったが,89年の最高裁判決で基地反対派住民の上告は棄却された。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 中川

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む