デジタル大辞泉 「百里奚」の意味・読み・例文・類語 ひゃくり‐けい【百里奚】 中国、春秋時代の秦の人。字あざなは井伯。楚に捕らえられていたとき、秦の穆公ぼくこうがその賢を聞き、羖羊こよう(黒い牡の羊)の皮5枚で買って宰相としたので、その恩にこたえて大いに活躍、穆公を春秋五覇の一人とした。五羖大夫ごこたいふ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「百里奚」の意味・読み・例文・類語 ひゃくり‐けい【百里奚】 中国春秋時代、秦の政治家。字は井伯。虞の人。秦の穆公の夫人に仕えたが、その身を恥じて逃亡。楚に捕われていた時、穆公がその賢を聞き、羖羊(黒い牡の羊)の皮五枚で買い戻し、宰相とした。百里奚はこれにこたえ、七年にして穆公を春秋五覇の一人とした。五羖大夫。生没年不詳。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例