皆素(読み)カラス

デジタル大辞泉 「皆素」の意味・読み・例文・類語

から‐す【皆素】

花札勝負で、初めに配られた7枚の札が、すべて点にならない素札すふだであること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「皆素」の意味・読み・例文・類語

から‐す【皆素】

〘名〙 花ガルタで、初め配られた七枚の札が全部素物(すもの)であること。
花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉上「此の夜も三十間堀辺の奥二階にての骨牌(かるた)遊び〈略〉『どうだ君は出たか、なんだカラスだと』」

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