皮膚軟化剤(読み)ヒフナンカザイ

病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「皮膚軟化剤」の解説

皮膚軟化剤

製品名
《サリチル酸製剤》
サリチル酸健栄製薬、丸石製薬)
サリチル酸ワセリン(東豊薬品、ヤクハン製薬、吉田製薬)
《サリチル酸絆創膏》
スピール膏M(ニチバン)

 角質を軟化し、疣贅・鶏眼・胼胝腫の角質剥離に用いられます。軟膏なんこう乾癬白癬湿疹などの治療にも用いられます。


 副作用として、過敏症状(発疹ほっしんかゆみなど)が現れることがあります。過敏症状が現れたら使用を止め、すぐ医師に相談してください。


 また、発赤・紅斑などが現れることもあります。このような症状が現れたときは医師に相談してください。


軟膏や貼付剤で、患部に塗布します。1回あたりの量や1日の使用回数は医師の指示を守ってください。


問診の際にあらかじめ、持病既往症、妊娠、現在妊娠する可能性の有無などを必ず医師に報告してください。

出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報

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