皿山古窯群(読み)さらやまこようぐん

日本歴史地名大系 「皿山古窯群」の解説

皿山古窯群
さらやまこようぐん

[現在地名]渥美町和地 北山

福江ふくえから和地わじに至る道路が、半島の脊梁を通り抜ける「大坂の掘通し」から、丘陵に沿って八〇〇メートルほど西南の東北斜面(標高約二〇メートル)に八基の古窯が並列している。遺跡名が示すように、古くから窯跡の存在は知られていたようである。調査された第二・第四・第五号窯は、いずれも分炎柱をもつ窖窯で、多量の山茶碗・小皿・甕・鉢類のほか、子持器台や火舎香炉といった祭器も出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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