益永村(読み)ますながむら

日本歴史地名大系 「益永村」の解説

益永村
ますながむら

[現在地名]田主丸町益生田ますおだ

東麦生ひがしむぎお村の東に位置し、久留米城下と豊後国日田を結ぶ山辺やまべ往還(豊後山辺道)が通る。升永村とも記した。天正二年(一五七四)当村の給人笠間日向守が二田ふたたから来光らいこう(現真宗大谷派)当地に移したが、明暦三年(一六五七)村島むらじま村に移った(寛文十年寺社開基)。本高は三二一石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」では古高三六〇石・役高五六四石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android