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監使(読み)カンシ

デジタル大辞泉 「監使」の意味・読み・例文・類語

かん‐し【監使】

鎮守府将軍唐名
監視する者。
緑衣の―宮門まぼる」〈平家灌頂

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「監使」の意味・読み・例文・類語

かん‐し【監使】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 監視する役目の者。見張り役。また、目付役
    1. [初出の実例]「特有監使、勾当使院、頻有優厚」(出典:続日本紀‐宝亀九年(778)一〇月乙未)
    2. 「緑衣の監使宮門をまぼるだにもなし」(出典:平家物語(13C前)灌頂)
  3. 鎮守府将軍の唐名。〔運歩色葉(1548)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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