百科事典マイペディア 「盤司盤三郎」の意味・わかりやすい解説 盤司盤三郎【ばんじばんざぶろう】 一名大なんじ小なんじ。狩人が秘巻として所持した《山立根本巻(やまだちこんぽんのまき)》に語られる兄弟。日光権現が赤城明神と争った際,助勢した功により全国を自由に狩猟することを許された。また山の神の出産に際し,兄の大なんじは助力を拒絶,弟の小なんじは助力した報いに山の幸を得たともいい,以後狩人は弟の名を呼ぶと獲物に恵まれるとされる。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by