目に障る(読み)メニサワル

精選版 日本国語大辞典 「目に障る」の意味・読み・例文・類語

め【目】 に 障(さわ)

  1. 目にとって毒になる。転じて、見ることによって、気にさわる。見て不愉快になる。
    1. [初出の実例]「びんのほつれも、仇吉が目(メ)にさはりししどけなさ」(出典人情本春色辰巳園(1833‐35)三)
  2. 見ることを妨げる。
    1. [初出の実例]「一山中に数山を阻て、千巖の嶺眼にさはり」(出典:海道記(1223頃)大岳より鈴鹿)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android