目尾村(読み)しやかのおむら

日本歴史地名大系 「目尾村」の解説

目尾村
しやかのおむら

[現在地名]飯塚市目尾

遠賀おんが川の左岸に位置し、南西柳橋やなぎばし村、南東は同川を挟んで嘉麻かま鯰田なまずた村。長崎街道が通る。民居は本村薙野なぎのはしおり小町・向ノ山にある(続風土記拾遺)。暦応五年(一三四二)三月一七日「よりしけ」は「かめわう御せん」(亀王御前)に、「ほなミのしやうしやくわんのをミやう」(穂浪庄目尾名)のうち「あてのきした」を譲与している(「よりしけ譲状」旧記雑録/南北朝遺文(九州編)二)。「よりしけ」は薩摩渋谷氏の一族高城氏、あるいは寺尾七郎頼重と推定されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む