コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

目標走性 もくひょうそうせいtelotaxis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

目標走性
もくひょうそうせい
telotaxis

保目標性ともいう。走光性の一形式で,眼をもった動物が,あたかも目標に向うかのように1つの刺激源 (光点) に向って定位,前進するもの。転向走性と異なって,左右両眼への光の強さのバランスによって「舵取り」がなされるのではなく,また2個の光源で照射した際にも,そのうち一方のみを選択して進む。この選択は中枢神経系での機構による。アミなどの甲殻類では,柄の先に球形の複眼があるため正負両方の目標走性が現れるが,多くの昆虫ではうしろからの光は入らないため,正の目標走性のみが起る。現在確実に認められている目標走性は,ほとんど光に関したもののみである。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

今日のキーワード

かりゆし

1 沖縄方言で「縁起がよいこと」「めでたいこと」を表す語。2 「かりゆしウエア」の略。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android