目映ゆい(読み)マバユイ

デジタル大辞泉 「目映ゆい」の意味・読み・例文・類語

ま‐ばゆ・い【目▽映ゆい/×眩い】

[形][文]まばゆ・し[ク]
1 光が明るすぎて、まともに見られない。まぶしい。「―・い朝の光」
2 まともに見られないほどきらびやかで美しい。「―・いばかりの宮殿」
3 恥ずかしい。てれくさい。
「親、はらから許して、ひたぶるに迎へ据ゑたらん、いと―・かりぬべし」〈徒然・二四〇〉
4 度が過ぎていて、見ていられない。
「しばしばまかり馴るるには、少し―・く」〈源・帚木〉
[派生]まばゆがる[動ラ五]まばゆげ[形動]まばゆさ[名]
[類語](1)眩まぶしい・眩くらむ・目眩めくるめく・明明あかあか・明明めいめい・燦燦さんさん・燦然さんぜん・皎皎こうこう・煌煌こうこう・耿耿こうこう・燦爛さんらん・爛爛らんらん・ぎらぎら・ぴかっと・ぴかり・ぴかぴか・きらり・きらきら・ぎらり・てかてか・てらてら・ちらちら・ちかちか/(2)眩まぶしい・華やか・きらびやか・絢爛けんらん・華麗・華美・豪華・派手・豪勢・豪儀・豪奢ごうしゃ・派手やか・華華しい・美美しい・輝かしい・麗麗しい・華やぐ・ゴージャス・デラックス・ハイカラ/(3)疚やましい・後ろめたい・後ろ暗い・名折れ・面つら汚し・赤恥・羞恥・生き恥・死に恥・恥さらし・恥・恥ずかしい・面目ない・極きまり悪い・不名誉・不面目・肩身が狭い・合わせる顔がない・身の置き所が無い・穴があったら入りたい・面目次第も無い・汗顔・汗顔の至り・冷汗三斗・冷や汗もの・忸怩じくじ・顔向けが出来ない・顔が合わせられない・顔が潰れる・ばつが悪い・どの面下げて・恥じ入る・形かた無し・小恥ずかしい・気恥ずかしい・うら恥ずかしい・面おもはゆい・照れ臭い・恥をかく・身の縮む思い・申し訳ない・すまない・心苦しい・気の毒・気が咎とがめる・負い目・自責・面目丸潰れ・面目を失う・泥を塗る・名を折る・名を汚す・消え入る・間が悪い・くすぐったい・こそばゆい・尻こそばゆい・顔負け・寝覚めが悪い・引け目・劣等感・コンプレックス・身に覚えがある・叩けば埃ほこりが出る・胡散うさん臭い・訳有り・黒歴史・脛すねに疵きず持つ・秘め事・呵責かしゃく・針の筵むしろ・罪悪感・痛心・十字架を背負う・慙愧ざんき・臍ほぞを噬かむ・悔悟・悔悛かいしゅん・懺悔ざんげ・痛恨

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精選版 日本国語大辞典 「目映ゆい」の意味・読み・例文・類語

ま‐ばゆ・い【目映・眩・羞明】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]まばゆ・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「ま(目)はゆ(映)し」の意 )
  2. ① 強い光がはげしく目を射して、まともに見られない。まぶしい。
    1. [初出の実例]「つつめどもほたにひとめのしげきよにあけばひかげのまばゆからまし」(出典:中務集(989頃))
  3. ② あまりにきらびやかで、まぶしく感じられるほどである。まぶしいほどすばらしい。光り輝くほど美しい。
    1. [初出の実例]「あたり光り輝きて、見る人まばゆきまでみゆ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭)
  4. ③ 人目に、至らぬ点などがあらわになってひどく気おくれがする。まともに顔をあげていられぬほど恥ずかしい。また、すばらしいものに対して気がひける。及ばない。
    1. [初出の実例]「女は、としごろにいみじうやつれぬらんと思ふに、いとまばゆきまではづかしきに」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭)
  5. ④ あまりに度がすぎていて、思わず顔をそむけたくなる。目をそらしたくなる。まともに相手になっていられない。
    1. [初出の実例]「少しまばゆく、えんに好ましき事は目につかぬ所あるに」(出典:源氏物語(1001‐14頃)帚木)

目映ゆいの派生語

まばゆ‐が・る
  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙

目映ゆいの派生語

まばゆ‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

目映ゆいの派生語

まばゆ‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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