目離る(読み)メカル

デジタル大辞泉 「目離る」の意味・読み・例文・類語

め‐か・る【目離る】

[動ラ下二]《「めがる」とも》しだいに会わなくなる。
「かくてはべるほどだに御―・れずと思ふを」〈須磨

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目離る」の意味・読み・例文・類語

め‐か・る【目離】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 「めがる」とも。対象から目が離れる、見なくなる意 ) 見馴(な)れていた人や物を次第に見なくなる。
    1. [初出の実例]「佐保過ぎて寧楽の手向に置く幣(ぬさ)は妹を目不離(めかれず)相見しめとそ」(出典万葉集(8C後)三・三〇〇)
    2. 「世中の人の心は、めかるれば忘れぬべき物にこそあめれ」(出典:伊勢物語(10C前)四六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む