盲いる(読み)メシイル

デジタル大辞泉 「盲いる」の意味・読み・例文・類語

め‐し・いる〔‐しひる〕【盲いる】

[動ア上一][文]めし・ふ[ハ上二]視力を失う。目が見えなくなる。
お夏の―・いた目の前には」〈白鳥牛部屋の臭ひ〉

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精選版 日本国語大辞典 「盲いる」の意味・読み・例文・類語

め‐し・いる‥しひる【盲】

  1. 〘 自動詞 ア行上一(ハ上一) 〙
    [ 文語形 ]めし・ふ 〘 自動詞 ハ行上二段活用 〙 ( 「目(め)(し)う」の意。室町時代頃からヤ行にも活用した ) 視力を失う。目が見えなくなる。
    1. [初出の実例]「若し男子女人の眼病み〈略〉盲瞽(メシヒ)たるときに」(出典:大智度論天安二年点(858)六六)
    2. 「めしゐたる者は、かかる事あなり」(出典:栄花物語(1028‐92頃)御裳着)

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