直取(読み)じきとり

精選版 日本国語大辞典 「直取」の意味・読み・例文・類語

じき‐とりヂキ‥【直取】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 他の人の手をわずらわさないで、直接自分で取ること。
  3. 戦場で、大将がみずから手を下して敵の首級を討ち取ること。
    1. [初出の実例]「此とき立花左近は、甲付(かぶと)の首二つ直取(ヂキトリ)高名にて、鞍の塩手に付」(出典随筆常山紀談(1739)拾遺一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android