直接圧延法(読み)ちょくせつあつえんほう(その他表記)direct rolling process

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「直接圧延法」の意味・わかりやすい解説

直接圧延法
ちょくせつあつえんほう
direct rolling process

溶融金属を直接ロール間に注湯し,薄板状のものをつくる方法で,一種連続鋳造法といえる。双ロール法,双ドラム法,ストリップキャスティング法などと呼ばれる。ロール間では非鉄金属は多くの場合圧延されるが,鉄鋼では必ずしも圧延されない。概念は 19世紀中頃からあったが,成功したのは 1930年以降で,工業的には 51年ハンターによるアルミニウム材の直接圧延以来である。これは溶融アルミニウムをロールの下方から凝固させつつ巻上げる方式で,ロールは熱損傷を防ぐため水冷する。旧ソ連では水冷ロールの間に鋳鉄を注入して鋳鉄薄板を製造していた。直接圧延によると造塊,均熱,分塊などの煩雑な工程が不要となるので,難加工材料ばかりでなく,普通鋼,ステンレス鋼など汎用鉄鋼製品製造法として将来が期待される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む