日本歴史地名大系 「直海郷」の解説 直海郷のみごう 富山県:西礪波郡福光町直海郷現福光町東端から現城端(じようはな)町にかけての山田(やまだ)川流域に広がっていたと推定される。吉江(よしえ)・院林(いんばやし)・太海(ふとみ)・大光寺(だいこうじ)の各郷と石黒三箇(いしぐろさんか)庄のうちの一庄を構成する(弘長二年三月一日「関東下知状」尊経閣文庫所蔵文書)。領家は大光寺郷とともに鷹司家。弘安九年(一二八六)一一月五日、太政大臣鷹司基忠の要請により石黒庄内直海郷への伊勢外宮役夫工米催促が停止された(「造宮所下知状案」内閣文庫蔵輯古帖九御裳濯川歌合紙背文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by