吉江(読み)よしえ

日本歴史地名大系 「吉江」の解説

吉江
よしえふけ

[現在地名]鯖江市丸山町

丸山(まるやま)の大真菰(おおまこも)一帯にあった低湿地帯。「越前国名蹟考」に「絵図記に今立郡鳥羽野の西、大池有りと云は是ならんか、琵琶山より此の辺広野にして水陸の花草多く、騒人の遊息する所也」とある。また鯖江藩主間部詮勝の「政午紀行」には「吉江野ニシテ池アリ、冬春ハ雁鳧群集セリ」とみえる。吉江は糺(ただす)村の深田や琵琶(びわ)山に接近しているため吉江藩主松平昌親は吉江より杉本(すぎもと)村・糺村にかけての湿原地帯に鷹場を設けその周囲三里余の山地を坂鳥打の猟場と定めた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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