相互比例の法則(読み)ソウゴヒレイノホウソク

法則の辞典 「相互比例の法則」の解説

相互比例の法則【law of reciprocal proportion】

A,B二種の元素が第三の元素Cの一定量と化合するときには,AとBの質量の比は,AとBとが直接化合するときの比に等しいか,あるいは簡単な整数倍となる.リヒター(J. B. Richter)が1792年に見いだしたもので,これから化学当量概念が導かれ,さらに原子説の実験的根拠となった.リヒターの法則*ヴェンツェルの法則*と呼ばれることもある.

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関連語 ヴェンツェル

化学辞典 第2版 「相互比例の法則」の解説

相互比例の法則
ソウゴヒレイノホウソク
law of reciprocal proportions

化合に関する基本法則一つ.二つの元素AとBが,それぞれ別に第三の元素Cの一定量と化合するときのAとBの質量の比は,AとBが直接化合するときの比に等しいか,あるいは簡単な整数比をなす,という法則.原子説の実験的根拠の一つとなった.J.B. Richter(1792年)により見いだされた.この法則から,それぞれの元素について,それがほかの元素と化合するときの相対的一定質量をわりあてることができる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

百科事典マイペディア 「相互比例の法則」の意味・わかりやすい解説

相互比例の法則【そうごひれいのほうそく】

ある元素の一定質量と,他の2種の元素とが別々に化合するとき,その化合する質量の比は,後者の2元素が互いに直接化合するときの質量の比に等しいか,またはこれと簡単な整数比となる,という法則。1792年リヒターJ.B.Richterによって発見され,リヒターの法則ともいわれる。

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