相原求一朗(読み)アイハラ キュウイチロウ

20世紀日本人名事典 「相原求一朗」の解説

相原 求一朗
アイハラ キュウイチロウ

昭和・平成期の洋画家



生年
大正7(1918)年12月3日

没年
平成11(1999)年2月5日

出生地
埼玉県川越市

本名
相模 茂吉

学歴〔年〕
川越商卒

主な受賞名〔年〕
埼玉文化賞(第30回)〔昭和62年〕,新作家賞(2回),川越市初雁文化章〔平成4年〕

経歴
昭和23年猪熊弦一郎師事。39年以降カナダ、イタリア中南米などを取材旅行。家業の穀物問屋を継ぐかたわら、新制作展に出品を続けた。43年新制作協会会員。第1回東京具象絵画国際ビエンナーレ展出品。平成6年安井賞展選考委員。北海道自然に魅せられ、「斜里浅春」など北海道や東北を題材とした作品が多い。8年北海道中札内村に相原求一朗美術館、9年北海道帯広市に相原求一朗デッサン館が開館した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「相原求一朗」の解説

相原求一朗 あいはら-きゅういちろう

1918-1999 昭和後期-平成時代の洋画家。
大正7年12月3日生まれ。猪熊弦一郎に師事。昭和25年新制作派協会展に出品,新作家賞を2回受賞し,41年会員となる。北海道の自然をモチーフとした作品がおおい。平成11年2月5日死去。80歳。埼玉県出身。川越商業卒。作品に「雪の停車場」「沃野芽ぶく」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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