出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…下流左岸は沖積低地で,水田が開かれて条里遺構を残すが,右岸は自然堤防の高燥地である。かつては水運が盛んで,相可(おうか)などの河港が発達し,相可の対岸の射和(いざわ)は伊勢おしろいの産地,商人の町として栄えた。【藤本 利治】。…
…町域は南半の紀伊山地に属する丘陵性山地と櫛田川の沖積平野からなる。中心集落の相可(おうか)は近世には伊勢本街道と熊野街道が交差する宿場町で,交易地として栄えた。主産業は農業で,米作を中心に畜産,果樹栽培が行われる。…
※「相可」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」