最新 地学事典 「相対地質温度圧力計」の解説
そうたいちしつおんどあつりょくけい
相対地質温度圧力計
relative geothermobarometer
変成温度圧力を既知の値からの差として求める手法。未知と既知,両方の岩石に共通する固相─固相反応を定義し,両方の岩石についての平衡条件式を引き算すると,反応のエンタルピーが消去され両者の温度差と圧力差を含む式を得る。2つの固相─固相反応式(一方が既存の温度圧力計でも可)を連立させることで未知岩石の温度圧力を得る。この手法のメリットは,温度圧力計として確立していない固相─固相反応にも適用できることと,温度や圧力の相対誤差が小さいこと。
執筆者:池田 剛
参照項目:地質温度圧力計
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

