相打太田村(読み)あいうちおおたむら

日本歴史地名大系 「相打太田村」の解説

相打太田村
あいうちおおたむら

[現在地名]市浦村太田おおた

相打村の東方に位置し、太田川が東西に流れて相内川に注ぐまでの流域に細長く田圃が開かれ、集落は川に沿って発達する。

正保二年(一六四五)の津軽知行高之帳の田舎いなか郡の新田に相打太田村とみえ、高五六・二三石とある。貞享元年(一六八四)から四年まで実施された貞享検地でかがみ村と改められたという(津軽平野開拓史)。元禄三年(一六九〇)鏡村は金木組に属し村位は下、享保一二年(一七二七)再び相打太田村と改称した(平山日記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android