相枕(読み)あいのまくら

精選版 日本国語大辞典 「相枕」の意味・読み・例文・類語

あい‐の‐まくら あひ‥【相枕】

〘名〙
夫婦共寝に用いる長い枕。また、その共寝。
御伽草子和泉式部(室町末)「あひのまくらの睦言(むつごと)に、はづかしとや思ひけん、五条の橋に捨にけり」
② 夫(あるいは妻)、または情人をいう。
※浄瑠璃・卯月の紅葉(1706頃)上「なふなつかしのあひのまくらや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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