相楽別業跡(読み)さがらかべつぎようあと

日本歴史地名大系 「相楽別業跡」の解説

相楽別業跡
さがらかべつぎようあと

[現在地名]井手町大字井手 石垣

橘諸兄の別荘跡。近世の地誌「山州名跡志」は「玉水ノ巽三町許、石垣村ノ南、上村ノ東、山ノ麓ニ、西南晴タル高壇ノ地アリ、是其所ナリト」とし、同じく「都名所図会」は石垣(いしがき)村の東、上(うえ)村の山本(やまもと)の地と記す。いずれにしても石垣集落の東、字岡田(おかだ)の高燥の地にあたる。この辺り一帯を上村と通称し、景勝に富む地域である。

相楽別業は「続日本紀」天平一二年(七四〇)五月一〇日条に「天皇幸右大臣相楽別業、宴飲酣暢、授大臣男无位奈良麻呂従五位下」とあり、同書一二日条に「車駕遷宮」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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