山州名跡志(読み)さんしゆうめいせきし

日本歴史地名大系 「山州名跡志」の解説

山州名跡志
さんしゆうめいせきし

二二巻二五冊 釈白慧(坂内直頼)

成立 正徳元年・元禄一五年序

分類 地誌

写本 尊経閣文庫

版本 国会図書館・京都大学図書館

解説 先に「山城四季物語」(六巻・延宝元年)を出した著者が、山城一国八郡三八六村を実地に踏査し、現状を片仮名混じりの和文で克明に描写している。旧本・古典籍のみに頼った大島武好の「山城名勝志(同年)とは好対照をなしており、ともに山城研究の基本書。巻一(平安城興起)、二—七(愛宕郡)、八—九(葛野郡)、一〇(乙訓郡)、一一(葛野・乙訓・紀伊郡)、一二—一三(紀伊郡)、一四—一五(宇治郡)、一六(久世郡)、一七(洛陽部)、一八(殿舎部)、一九(大内裏部)、二〇—二一(洛陽寺院)、二二(洛陽神社)。いずれも実地調査によって存亡・不明の社寺古跡を区別し、符号を付す。

活字本 新修京都叢書第一五巻・第一六巻


山州名跡志
さんしゆうめいせきし

二二巻二五冊 釈白慧(坂内直頼)

成立 正徳元年・元禄一五年序

分類 地誌

写本 尊経閣文庫

版本 国会図書館・京都大学図書館

解説 山城一国八郡三八六村を実地に踏査し、現状を片仮名混じりの和文で克明に描写。旧本・古典籍のみに頼った大島武好の「山城名勝志」(同年)とは好対照をなし、ともに山城研究の基本書。巻一(平安城興起)、二―七(愛宕郡)、八―九(葛野郡)、一〇(乙訓郡)、一一(葛野・乙訓・紀伊郡)、一二―一三(紀伊郡)、一四―一五(宇治郡)、一六(久世郡)、一七(洛陽部)、一八(殿舎部)、一九(大内裏部)、二〇―二一(洛陽寺院)、二二(洛陽神社)

活字本 新修京都叢書

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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