日本歴史地名大系 「相模国封戸租交易帳」の解説 相模国封戸租交易帳さがみのくにふごそこうえきちよう 成立 天平七年原本 正倉院解説 天平七年時点での相模国内の封戸の租額を給主別に書上げ、中央に報告したもの。中間に若干の欠失部分があるが、前後からほぼ復原できる。相模国の人民と水田の約四割が封戸にあてられ、給主のほとんどが天武天皇一家によって占められるなど、律令体制の公地公民主義の本質を示す。活字本 「大日本古文書」編年文書一・寧楽遺文・「神奈川県史」資料編一 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報