相能村(読み)あいのうむら

日本歴史地名大系 「相能村」の解説

相能村
あいのうむら

[現在地名]吾川村相能・川口かわぐち

南流する池川いけがわ川が東流する仁淀によど川に合流する付近、北西沿岸から仁淀川北岸上流域にかけて位置する。かわ村の枝村。天正一八年(一五九〇)の菜川地検帳には相野友村一〇筆、川口村三一筆が記されるが、川口村にある四屋敷のうち、居屋敷は二筆、最も大きな南屋敷五反一六代は新助扣となっている。

江戸時代の本田高は二二・五九七石(元禄郷帳)。「土佐州郡志」では当村域は相能村・川口村の二村とされ、戸数は各々五と一〇。寛保郷帳によると戸数一四、人数七五、馬七、猟銃七。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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